Goalist Developers Blog

StoryboardのPreview機能の使い方

こんちは。渡部です。
初めて健康診断でバリウム飲みました。
お腹が痛いなうです。

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今回はXcodeのPreview機能について紹介します。

なぜこの機能かというと
恥ずかしながら未だにAutoLayoutが苦手です。
きっとAutoLayoutが苦手な人はたくさんいるはず。。。

そんな人のための機能?とも言えるPreview機能、
知らない人もたくさんいるのでは?と思い書こうと思いました。

Preview機能とは

簡単に言うと
「複数端末のレイアウトをリアルタイムで一度に確認できる」
機能です。
ビルドの必要なし。
すぐに反映されます。

起動手順

1.XcodeでStoryboardを起動します。

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2.右上のボタン押して二画面表示にします。

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3.Previewを選択します。

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左画面がStoryboard、右画面がPreview画面です。 f:id:watabe1028:20170629113710p:plain

使用方法

とりあえずStoryboardに以下のUIKitを配置します。

UILabel、UIImageView、UIButtonを配置。

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表示したい端末を複数選択します。

Preview画面左下の「+」ボタンから端末を選択します。

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選択順に並びます。

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すでに画面が崩れてますね。。。

あとはStoryboardをいじいじするだけです。
いじいじするとリアルタイムで各端末毎に反映されます。

では軽くAutoLayoutを設定してみます。

中央揃えしてみて、、、

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こう!

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全端末がいい感じになりました。

まとめ

もっと早くこの機能を知っていれば。。。
この機能知らないと、シュミレータで毎回ビルドしていた人もいると思います。
Storyboardによってフロントの開発効率は上がりましたが
複数端末対応にかなり手間取っていました。 このPreview機能を使ってより効率的に開発できるようになります。

Xcodeの隠された便利機能、引き続き紹介していけたらと思います。
ちなみに使用している画像は弊社新サービスの「HRogマップ」です。

map.hrog.net