こんにちは ゴーリスト開発のモリツグです
そろそろSelenium2から危険な香りがするので、3に上げることしました。
ChromeのヘッドレスがEC2を利用してクローリングする時にすごい便利ですね。
今回はJavaでSelenium3 WebDriverを動かしてみたいと思います。
手順
・公式サイトのダウンロードからJavaのライブラリをダウンロードする
・EclipseやInteliJなど好みのIDEでライブラリ参照するように設定する
・ドライバダウンロードページから環境にあったchromeドライバを落としてくる
・ソースコードを書いて確かめる
今回落としてきたSeleniumのバージョンは3.8.1でした、知らない間に4になりそうな勢いです。
注意点としてはchromeブラウザのバージョンにドライバのバージョンが対応しているかどうかを確認することです。
「同じソースコードなのにある日突然動かなくなった!」という場合は、だいたいChromeが更新されてバージョンが上がったせいで、ドライバが対応できなくなったパターンが多いです。
Chromeは公式サイトからは最新版しか落とせないので、Chromeが最新になっちゃったけど、それに対応した最新のドライバが出ていない状況というのは起こりえます。
「今すぐに動かさないとやばい!古いバージョンのChromeが欲しい!」という場合は、以下のサイトから落とせます。古くした後は忘れずに自動更新はoffにしときましょう。
では最後にver2と全く同じソースコードで動くのか確認します
public void exec() throws Throwable { System.setProperty("webdriver.chrome.driver", "path to your chrome driver"); WebDriver driver = new ChromeDriver(); // ヘッドレスの場合 // ChromeOptions chromeOptions = new ChromeOptions(); // chromeOptions.addArguments("--headless", "window-size=1280,1024"); // xvfbとか一切無しでdislayサイズも指定できちゃう // WebDriver driver = ChromeDriver(chromeOptions); driver.navigate().to("https://www.google.co.jp/"); WebElement input = driver.findElement(By.cssSelector("#lst-ib")); input.sendKeys("goalist"); input.sendKeys(Keys.chord(Keys.ENTER)); ExpectedCondition<List<WebElement>> waitFunc = new ExpectedCondition<List<WebElement>>() { public List<WebElement> apply(WebDriver driver) { List<WebElement> curTitleEle = driver.findElements(By.cssSelector("#search .rc .r a")); if (curTitleEle == null || curTitleEle.size() == 0) { return null; // NoSuchElementExceptionかreturn nullしてるあいだは続行 } return curTitleEle; } }; Wait<WebDriver> wait = new WebDriverWait(driver, 15); try { System.out.println("start wait"); List<WebElement> result = wait.until(waitFunc); result.get(0).click(); System.out.println("end wait"); } catch (TimeoutException e) { e.printStackTrace(); System.out.println("time out"); } }
まとめ
Chromeを使う限りではselenium2と全く同じソースで動くようです。
今すぐ3に上げましょう。