Goalist Developers Blog

デザインスプリント ~ DAY3 ~

こんちは。渡部です。
ついにデザインスプリント最終日、DAY3です。
今回はユーザーテストとスプリント3日間のまとめです。
 
振り返りはDAY1DAY2をご覧ください。

developers.goalist.co.jp

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目次

 

インタビュー内容を確認

まずは最初に戻り、HRogチャートの中長期目標を確認します。

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その後にペルソナシナリオの確認です。

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認識を全メンバーで合わせたらいよいよユーザーテストです。

 
 

ユーザーテスト準備

初日と同様にユーザーテストを行います。
テストは別室で緊張しないように配慮します。

 

ユーザーテストの重要ポイント1~ テスト前~

「あなたを試しているのではなく、サービスを試している」
「何か上手くいかないところがあっても、あなたのせいではない」
「作ったのは私じゃないから」
 
と伝え、ネガティヴな感想も言いやすくしておきます。
ユーザーは目の前の人に気を使ったり
上手く操作できない自分を責めたりしてしまいます。
そういった不安をまず解消してあげます。

 

ユーザーテストの重要ポイント2 ~ テスト中、後 ~

5W1Hで聞く
Yes / No などの選択肢の質問はしない
なぜ?を聞く
誘導尋問しない
 
このようにユーザーに発言を促し
なるべく返答してもらうのではなく話してもらうようにします。

次にテスト環境です。
テスト用のPCと表情をとるPCで
操作と表情を同時に確認します。

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隣では会話をしたり、操作を簡単にファシリテートしたりするインタビュアーがいます。
 

ユーザーテストの重要ポイント3 ~ インタビュアーの心がけ ~

いつも笑顔でフレンドリーに
世間話などのトークからさりげなくインタビューに入る
シナリオのみを伝え、細かいアクションは説明しない
 
これはやってみて思ったのですが
雑談しながら操作してもらった方が表情にも出るし
ネガティヴな要素も気軽に発言してくれている気がします。

今回はゴーリスト随一フレンドリーで愛されキャラを
インタビュアーにし、テストしていきます。
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ユーザーテスト

別室では全メンバーがユーザーの動向を見守ります。
今回はappear.inで繋いでいます。

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見守っているメンバーは
ユーザーがテストしてる際に気づいたことを
ポストイットに書いていきます。
今回もポジティブならP、ネガティブならNをつけて
壁、ホワイトボードに貼っていきます。
シナリオ毎に気づいた点と、UIについて気づいた点などを
まとめながら進めます。
 
シナリオ毎
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UIについて
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そんなこんなで社内外合わせて5人のユーザーにテストをしてもらいました。

 
 

テスト結果取りまとめ

テストが終わったらまたシールを使って投票します。
この指摘良いね!と思ったらどんどん貼っていきます。

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その後、今回のペルソナ、シナリオ、テストからの気づきをもとに
このプロトタイプ はどうだったかの意見を出し合いました。

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また、この後にユーザーテストの観察結果記入表に
思いのまま書いていきます。

最後にスプリントの個人の気づきを全メンバーに共有して
DAY3は終了です。

 
 

まとめ

これで1回のデザインスプリントが完了です。
ここからもう一度スプリントを回すのか、
ピボットするのか、もう辞めるのか、色々検討します。
 
今回のスプリントでは HRogチャートのフローから始めましたが、
1つのフローやUI、各文言など、ちょっとした改善にも持ってこいです。
 
HRogチャート、お客さんからの要望もたくさん頂いているので
今回の改善案は採用されるかわかりませんが、
是非アップデートの機能候補に加えて欲しいですね。
 
これからデザインスプリントはゴーリストの問題解決のツールとして
標準化していきます。
 
デザインスプリントやってみたい、どんな感じでやるか話を聞いてみたいという方は
こちらからお問い合わせください。

 
 

最後に

みんなでパシャり
みなさん、お疲れ様でした。
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いやー疲れた。