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テンソルフローの第一歩、環境構築 (Mac)

こんにちは、ゴーリストのチナパです。 現在の一番人気な機械学習ライブラリがグーグルのテンソルフローです。ここではテンソルフローの環境を作る方法を紹介します。まずは「テンソルとは何か?」についてお話しします。 f:id:c-pattamada:20180104130155p:plain

テンソルとは何か?

テンソルは数学でよく使われるベクターに似ています。それはつまり、テンソルは数字的に情報を表す為の道具です。仮想的な空間で等級と方向の組み合わせで情報を表しています。例えば、

[3 2]

と言うテンソルは「西側3歩、北側2歩」のような二次元空間で場所を表したり出来ます。

ただし、本当の力はこの方向の数を増やしたことによって、[力、魔力、速度、HP] などの「方向」でキャラクターでも表したりすることです。現実的な使い方を想像しましょう。「プラス性」と「マイナス性」を見つける為の便利な方向 [嬉しさ、ワクワク性、モティベーション] と [不満性、怒り、悲しみ]の仮想的な方向で以下の風にツイッターのポストを理解することも出来ます。

f:id:c-pattamada:20180104113222p:plain

もちろん、これは簡単にする為の軸を選んでいるんです。実際にパソコンがどんな方向や軸が使っているは人間にはもうちょっと分かりにくいでしょう。 自分よりまともな説明ができる人がいるんですが、リンクします。
(日本語版) テンソルとは何か? - YouTube (数学的な説明)

(英語版) What's a Tensor? - YouTube

環境構築

では、少しテンソルについて話しましたが、そろそろ環境を作りましょう。自分はマック使っているので、マックのPythonインストールのやり方を紹介します。

まずは、必要なもののダウンロードです。マックのターミナルを開いて、

sudo easy_install pip
pip install --upgrade virtualenv

を入力します。sudo なのでパスコードが必要です。

それから、この仮想環境を立ち上げてテンソルフローを使う為のディレクトリを作りましょう。例えば、
mkdir ~/tensorflow

そしてこのディレクトリで仮想環境を作りましょう
virtualenv --system-site-packages -p python3 ~/tensorflow

f:id:c-pattamada:20180104115234p:plain

(python 2を使いたい場合には virtualenv --system-site-packages ~/tensorflow)
出来ましたら、source ~/tensorflow/bin/activateで発動出来ます。うまく行きました場合、
(tensorflow)[パソコン名]$_
見たいなものが見えます。

ここで、また

easy_install -U pip
pip3 install --upgrade tensorflow

(また、python 2.7の場合は pip install --upgrade tensorflowです) で必要なものをダウンロードし、準備オッケーです。

パイソンを起動し、テンソルフローをimportしましょう
python
import tensorflow as tf

うまく行きましたら、いかの画像のように見えます。

試して見ましょう、

c = tf.constant([3, 2])
c

f:id:c-pattamada:20180104120454p:plain このような結果が出てくれば、バッチリです!
様々なインストールのやり方がこちらです。 

Installing TensorFlow  |  TensorFlow (英語)