どうも,新卒エンジニアのナカノです.
今回はTerraformに関する記事です.
Terraformに関する第一回の記事はintroductiveな内容でした.
今回からは細かい部分に立ち入り,いくつかのパートに分けてお話しようと思います.
Day1の内容は,Terraformの実行環境の構築に関してです.
- Installation
- For Windows
- 1. Download a specific version of Terraform packages
- 2. Extract the downloaded Terraform package
- For Mac
- 1. Install tfenv using Homebrew
- 2. Install Terraform using tfenv
- 最後に
Installation
For Windows
Windowsでのインストールだと,割と地道な感じになります.以下,その手順です.
1. Download a specific version of Terraform packages
最新のバージョンを使いたいならば,以下のページからパッケージをダウンロードしましょう. www.terraform.io
或いは,ある特定のバージョンをダウンロードしたいならば,下記の手順に沿ってダウンロードを行ってください:
- 上記URLの先のdownload older versions of Terraformという項目をクリックする.
- ダウンロードしたいバージョンの項目を選ぶ.
- 使用しているPCのOSを確認し,対応するパッケージを選んでダウンロードする.
2. Extract the downloaded Terraform package
ダウンロードしたものを適当な場所で解凍し,その後にterraformをパスの通った場所に配置すればよいです.
以下は,その作業方法の例です.
$ mv terraform_0.x.x_windows_amd64.zip path/to/src $ cd path/to/src $ unzip terraform_0.x.x_windows_amd64.zip $ mv terraform path/to/bin
ここまでの作業が出来たならば,ホームディレクトリに移動してTerraoformのコマンドが実行できるかどうかを試してみましょう.
$ cd ~ $ terraform -version
バージョンが表示されれば,実行環境の構築は完了です.
For Mac
Macの場合は,Homebrewを使ってインストールすることが出来ます.例えば,次の様にです:
$ brew install terraform 0.x.x
ただ,tfenvというTerraformのバージョン管理のツールがあるため,Macユーザーはtfenvを使ってTerraformをインストールしてみましょう.
1. Install tfenv using Homebrew
$ brew install tfenv
2. Install Terraform using tfenv
インストールの際に,Terraformのバージョンを指定する必要があります.
以下,バージョンの指定方法によるTerraformのインストールコマンドです:
1. A specific version
$ tfenv install 0.x.x
2. The latest version
$ tfenv install latest
3. The latest version matching regex
$ tfenv install latest:^0.x.x
なお,ここではtfenvについて詳細には立ち入りません.
詳しく知りたい方がいらっしゃいましたら,下記の参考ページを読んで頂けるとよいかもしれません. qiita.com github.com
最後に
実行環境の構築に関する話は以上となります.
Macユーザーの方には,是非ともtfenvを利用されることを推奨致します.
異なるバージョンをインストールする際には非常に便利ですので.
Day2以降では,Terraformの使い方やTipsなどをご紹介していこうと思います.
では,今回はここまでと致します.